中国メディアの人民日報は3日、韓国メディアの報道を引用し、2日午後にソウルで発生した地下鉄追突事故の際、「乗客たちは譲り合いを見せ、女性や子どもから先に避難させた」と伝えた。

 記事によれば、追突事故が発生した直後、車両内の照明はすべて消え、乗客らの叫び声が車内に響き渡った。衝突から約3分後、「車内で待機するように」と指示する車内放送が流れたものの、一部の乗客はドアをこじ開けて線路上へと脱出したという。

 事故車両に乗車していたという会社員は、「セウォル号事故の影響だと思うが、若者たちはまず年寄りや子どもや女性らを先に避難させ、自分を含む男性たちは最後に車外へ出た」と振り返った。そして、追突事故という混乱時においても、乗客らが避難の時に「譲り合いを見せた」と高く評価した。

 記事によれば、今回の事故では240人以上が病院へ運ばれた。搬送された乗客のほとんどが軽傷だというが、45歳の運転手が右肩を骨折して国立病院へ搬送され手術を受けたほか、45歳前後の男性に脳内出血が見られるという。(編集担当:村山健二)