16日朝に沈没した韓国の旅客船セウォル号が日本で建造され、韓国に導入されるまで日本で18年運航していたことが分かった。複数の韓国メディアが報じた。

 清海海運所属のクルーズ船のセウォル号(6825トン級)は、1994年6月に日本の造船所で建造され、18年間にわたって日本で運航した後、2011年10月に韓国国内に導入され、昨年3月15日に運航を開始。週2回仁川と済州を往復運航している。船舶が進水後の経過年数をあらわす「船齢」を考慮すると、セウォル号は古い船に属するという。

 セウォル号は長さ145メートル、幅22メートル、定員921人で、韓国内運航中のクルーズ船の中で最大規模。

 また、セウォル号は15日には濃い霧のために当初午後6時30分だった出港時間が遅れ、予定より2時間以上過ぎた午後9時頃に仁川を出港。この遅れや霧が事故につながったのではないかとの指摘も出ている。

 さらに、建造から20年が過ぎた中古客船を10時間以上もかけて徹夜で運航させたのが問題であるとの声も上がっているという。(編集担当:李信恵)