タイ・バンコク発、北京行きのタイ航空TG674便内で16日午前1時半ごろ、中国人の男性乗客3人が口論を初め、乱闘となった。乗客2人が、近くで食事をしていた乗客に「音を出して食べるな」と苦情を言ったことがきっかけだった。機内食用のナイフとフォークで相手を“攻撃”するなどで、流血の事態になった。中国新聞社などが報じた。

 乱闘が発生したのは、離陸してから約30分後だったという。時間は遅かったが機内食が配られた。寝ようとしていた乗客2人が近くに座っていた男性に「音を出して食べるな」と苦情を言ったことで、激しい言い争いになった。続いて乱闘になった。

 機内食用のナイフとフォークで相手を“攻撃”するなどで、流血の事態になった。客室乗務員がただちに駆けつけて制止したので、乱闘は終わった。3人はいずれも男性で、30代とみられている。

 同機が北京空港に着陸した後に、乗務員は乱闘を起こした乗客3人と、関係したとみられるその他の乗客を空港警察に引き渡した。空港警察は客室乗務員や乗客から事情を聞いて記録した。

 空港警察は14日、同件については調査中と説明した。タイ航空側は説明を拒否したが、職員の1人は「そういうことはあった」と述べた。

 中国人旅行者は、航空機内でしばしば、乱闘騒ぎを起こしている。国内の電車やバスで乱闘することも多い。訪問先の台湾で地元の人に「痰(たん)を吐くな」と言われたことに腹を立て、団体で取り囲んで殴るけるなどしたこともある。(編集担当:如月隼人)