中国の軍事情報を伝えるサイト・新浪軍事はこのほど、川崎重工が開発した日本の電子戦支援機EC-1を写真入りで紹介し、その機首部分が「不格好だ」とこき下ろした。

 EC-1は日本の戦術輸送機C-1を電子戦訓練機として改造した機体で、多くのレーダーを装備しているためC-1とは外観が異なっている。新浪軍事は「EC-1の外観は非常に奇妙で滑稽ですらあるが、その電子戦のシステムは極めて先進的で、他国の防空識別圏に入らずとも相手方の電子信号を受信できる」と報じた。

 新浪軍事が中国の簡易投稿サイト・微博でEC-1の写真を紹介すると、中国のネットユーザーからは、「醜いことこの上ない」など、その外見を批判する意見が寄せられた。

 しかし、一方では「戦場では勝敗があるのみで、外見の美しい醜いなどは関係がない」、「性能こそが重要であり、外見は二の次だ」など、外見に惑わされることなく、その性能を見定めるべきとの冷静なコメントが多く寄せられた。

 さらにEC-1の性能を高く評価する声もあり、「日本の技術は世界一流だ。決して見くびってはならない。よく学んで追い越さなければ」、「ハイテク部品には中国の安いレアアースが使用されている。目的を達成するために手段を選ばない小日本をバカにしてはダメだ」と、警戒感を示すコメントもあった。

 また、「日本人がいかに悪人であるかはとりあえず別として、日本の電子機器は確かにすばらしい。学ぶに値する!」との意見もあり、中国人ネットユーザーたちには思いのほか謙虚に学ぶ姿勢があるようだ。

 寄せられたコメントを見る限り、新浪軍事が「不格好だ」と論じたEC-1の表面的なデザインに惑わされることなく、その性能をしっかりと見極めるべきという意見が多く、中国人ネットユーザーの多くが日本のEC-1および技術を高く評価していることが見て取れた。(編集担当:畠山栄)(画像は、EC-1を紹介する新浪図片の画面キャプチャ)