韓国国会内の運営委員会は8日、同国会のマークに用いられている漢字の「國」をハングルに改める法案決議を可決した。中国メディア・新華網は9日、韓国国会に「漢字排除」運動が起きていると報じた。

 記事は、同国会内における「漢字排除」の経緯として、1992年にある議員がハングル表記の名札を作成するなどの活動を起こしたことを紹介。その後、2003年からは議長の同意の下で100人以上の議員がハングル表記の名札を用いるようになったとした。

 さらに昨年10月に国会議長の名札が漢字からハングルに改められたほか、今年2月に国会議員を対象に実施した調査で232人中72.4%にあたる168人が「表記を漢字からハングルに改めることに賛成」と回答したことを紹介。漢字を排除することで「韓国人としての誇りが高められる」とする議員もいたと伝えた。

 記事はまた、同国内の専門家やメディアからも一部過激な言論にて漢字の使用停止を求める声が出ているとした。

 その一方で、同国内の漢字教育者からは「ハングルのみが韓国の文字、というのは韓国伝統文化を根本的に破壊する誤った考え方だ」と「漢字排除」の風潮を危惧する声もあることを併せて紹介した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)