フィギュアスケートの世界選手権、女子ショートプログラム(SP)が27日、さいたまスーパーアリーナで行われ、浅田真央が歴代世界最高の78.66点で首位スタートを切った。韓国メディアは「キム・ヨナの壁超えた浅田真央」、「キム・ヨナの『不滅の記録』破るか」などと報じ、大きな関心を寄せている。

 浅田は冒頭のトリプルアクセル(3回転半)を成功させると、その後のジャンプもミスなく滑り切り、自己ベストを3点近く更新した。キム・ヨナ(韓国)が2010年のバンクーバー五輪で記録したこれまでの最高点78.50点も上回った。

 2位はソチ五輪銅メダリストのカロリナ・コストナー(イタリア)、3位はユリア・リプニツカヤ(ロシア)と続いた。

 韓国メディアは「長年首位に立てなかった浅田真央が自国で開かれた大会でキム・ヨナの記録を上回り、万年2位の座から抜け出した」などと今回の記録について紹介。「当面破られないと思われたキム・ヨナの演技(228.56点)が4年ぶりに揺らいでいる」と危機感をのぞかせた。

 また韓国のネット上には、キム・ヨナの元ライバルの活躍を素直によろこぶ声や、「ヨナがいないから1位になったのでは」とヨナの不在を指摘したり、ホームアドバンテージを主張する人もみられたという。(編集担当:新川悠)(写真は「CNSPHOTO」提供、2014年2月、ロシアで開催されたソチ冬季五輪)