8日に消息を絶ったマレーシア航空旅客機の搭乗者名簿に記載されていた「中国人」とされている乗客のパスポート番号が、1度も出国歴のない福建省の男性のものであったことが明らかになった。中国メディア・光明網が11日報じた。

 記事は、同省福州市公安局の調査により、マレーシア航空が発表した搭乗者名簿にある「ZHAOQIWEI」という人物のパスポート番号が、同省福州市で雑貨店を営む男性の番号と一致したと紹介した。

 家族や関係者の話によると、男性はこれまで1度も出国したことがないという。以前国外に出稼ぎ労働に出るためにパスポートを取得したものの、地元で仕事が見つかったため出国しなかったとのことだ。

 同市警察当局は「マレーシア航空が発表した番号に誤りがあるかもしれない」とコメントした。また、関係者は「誤りであるなら会社はすぐに訂正しなければならない。もしそうでないなら、関係当局は直ちに調査を開始しなければならない」と語った。(編集担当:今関忠馬)(写真は「CNSPHOTO」提供。撮影は8日)