「自称36歳」ながら、その外見はどう見ても“少女”――。

 簡易投稿サイト・微博ユーザーの「十早z」さん(ハンドルネーム)が中国で注目を集めている。

 新華網によると、「十早z」さんは広東省深セン市在住。微博や、ソーシャル・ネットワーキング・サービス「豆瓣」などのツールを通じて、自身の写真を複数公開している。幼い顔立ちと、ウエスト57センチメートルというほっそりとした体つき、白い肌の彼女はどこから見てもまさに“美少女”。あどけない表情からも、その若々しさをうかがい知ることができる。

 話題になり始めたきっかけは、インターネットユーザーらが、「十早z」さんのプロフィールに「1979年生まれ」と入力されていることに気が付いたこととされる。数え年で“自称36歳”、果たして嘘かマコトか――。36歳とは思えない若々しい風貌に、賛辞を送る多くのユーザーとともに、年齢詐称ではないかというユーザーも出現し、大激論に。インターネット上では様々なメディアが「十早z」さんの写真を掲載した。

 一方、広州日報は「十早z」さんは一連の騒動を受け2月28日、微博上で「自称36歳」説を否定したと報じた。

 「十早z」さんは同日付で、自分について流れている様々な噂(うわさ)は「全てデマ」と自らの微博に書き込んだ。「1月頃、インターネット上に“自称36歳”として、私の写真が転載され始めた。日本のサイトでは12歳のタイ人少女と書かれたことがある」、「35歳タイ人男性とも書かれたこともある」と、自分についていい加減なデマが次々発生したと憤慨し、「私はまだ26歳」とカミングアウト。「36歳説」を一蹴した。

 現在、「十早z」さんの微博や豆瓣のアカウントのプロフィール欄には生年月日の記載はなく、以前「1979年生まれと記載があったこと」という情報自体も、今となっては確認できない状態だ。

 「十早z」さんは微博上で実年齢と職業を明かしたが、インターネット上で流れる噂(うわさ)や、疑惑に関する議論は収まっていない。インターネットを使えば、事実とは反する情報も無責任に発信することができる。だれでも気軽に情報発信ができるという得難い機能とは、まさに「両刃の剣」だ。中国だけではなく、インターネットが普及したいずれの国や地域でも、問題点や危険性を排除できた例はないというのが実情だ。

 それにしても、「十早z」さんの美しさは、たとえ彼女が26歳であろうとも多くの人々の目を引くものがある。10年後、彼女が“本当の36歳”になった時、今度は“正式”に「美魔女」と称えられる可能性は大いにありそうだ。(編集担当:天野こはる)(画像は新華網[http://news.xinhuanet.com/photo/2014-03/01/c_126208576_12.htm]の報道画面キャプチャ)