中国メディア・中国青年報は26日、少子高齢化の影響で日本の人口が100年後に3分の2減少すると日本政府が試算し、海外からの移民受け入れについて討論を行ったと報じた。

 記事は、日本の内閣府が24日に発表したデータによると、出生率が増加する前提で100年後の人口を1億人に保つためには毎年20万人の移民を受け入れることになり、何も措置を取らなければ2110年には4286万人まで減少すると紹介した。

 また、移民問題の調査グループ会議において「日本には移民戦略がない」、「日本はハイレベル人材のみならず、技術を身に付けた人材も受け入れるべき」などといった意見が出たとし、年内に報告書がまとめられる予定であると伝えた。

 日本の移民受け入れ問題については、中国のネットユーザーも大きな興味を持っているようで、新浪微博(ウェイボー、中国版ツイッター)の中国中央テレビ(CCTV)アカウントが掲載した関連記事には1000件を超えるコメントが寄せられた。

 意見は大きく分けて2つに別れた。1つは「このまま人口を減らしてくれた方が世界の平和のためだ」というもので、もう1つは「われわれ中国人がどんどん移住して、日本を中国化してしまえ」というものだ。いずれにせよ、日本に対する同情ではなく、喜ばしいことととらえる傾向が見える。

 勢いに任せて日本を罵倒するコメントが大半を占める一方で、「わが国は日本のことを笑っていられる状況なのか」、「わが国の問題についてもクローズアップせよ」と、急速な高齢化が進む中国の将来を危ぶむ真面目な論調も少なからず見られた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)