ジョン・ケリー米国務長官が2月、韓国と中国を訪問するために日程を調整している。今回は日本には訪問しないことが明らかとなり、その背景に関心が集まっている。複数の韓国メディアが27日までに報じた。

 今回の中韓訪問は、4月か5月に予定されるオバマ大統領の同地域歴訪の下準備とみられる。韓国メディアはケリー長官が日本の右傾化に伴う東アジアの紛争と対北政策を重要な問題として扱うと予想した。 

 そして、ケリー長官は今回の歴訪で日本を除外しており、その背景に関心が集まっている。

 一方で、ワシントンの外交筋は、ケリー長官が昨年10月に東京で開かれた日米安全保障協議委員会に出席したので、他の国とのバランスをとるために今回は日本訪問を除いたと説明した。

 だが、米国にとっては目下、日中韓の対立が東アジアの最大の課題であるため、同局面を誘発した日本として、警告の意味で日本を訪問先からはずしたとの見方も出ている。

 ウォールストリートジャーナルは23日付で、複数の米政府関係者の言葉を引用し、米国政府は安倍晋三首相に対し、靖国神社参拝をしないという確約をするよう、日本の「行動」を促していると報じた。

 韓国では、「安倍首相の右傾化は、韓国と中国の怒りと非難を無視し、東アジア地域の緊張を高めてきた」と論じた上で、「右傾化は米国の介入によって新たな局面にさしかかっている」との報道も出はじめた。(編集担当:李信恵)