中国メディア・中国新聞社は17日、日本の卓球選手権に出場した中国人少年が日本メディアから注目を浴び、日本に帰化して東京五輪を目指す意思があることを報じた。ニュースを見た中国人ネットユーザーからは早速不満の声も聞かれた。

 記事は、14日に行われた全日本卓球選手権のジュニア男子で10歳の張智和選手が出場。高校生を相手に勝利し、初戦を突破したと伝えた。そして、父親の張宇さんと母親の張凌さんがいずれも中国出身の卓球選手で、特に張凌さんは1995年に中国代表として世界選手権にも出場したことがあると紹介した。

 智和選手は2003年に仙台で生まれたが日本国籍を持っていないため、昨年8月に帰化申請書類を提出したと伝えるとともに、本人が「東京五輪で金メダルを獲得するのが夢」と語ったとした。

 記事は、日本メディアが「中国の牙城を破る希望の星」と智和選手を持ち上げたと伝える一方、東京五輪まで6年しかない状況では「たとえ天賦の才能があったとしても、16歳で世界の頂点に立つのは難しい」と評した。

 記事を読んだ中国のネットユーザーからは「売国奴だ」などといった批判的な意見が相次いだ。なかには「子どもに罪はない」といった擁護的な意見も出たが、少数に留まっている状態だ。(編集担当:今関忠馬)