法務省入国管理局は9日、2012年の外国人入国者数(速報値)は約1125万人で、初めて1000万人を超えたと発表した。国・地域別でみると韓国人がトップ。韓国メディアも日本の外国人訪問者数の増加について報じ、「日韓関係は最悪だが日本を訪問する韓国人観光客は大幅に増えている」と説明した。

  法務省の発表によると、国・地域別では230万5980人(前年同期比21.2%増)を記録した韓国が1位。2位は216万5282人(同51.5%増)の台湾、3位は98万3270人(同6.4%減)の中国となった。中国はタイ(同77.2%増)やマレーシア(同38.1%)は昨年からビザが免除されたことから、大幅に入国者が増えた。

  韓国メディアは、1000万人突破が実感できる場所として、外国人観光客であふれる東京・浅草から現地レポート。日本は東南アジア諸国に対する査証(ビザ)緩和など外国人観光客の誘致を“攻撃的”に行ったが、入国者数をもっとも押し上げたのは韓国人だったと伝えた。

  韓国人の入国者増加は円安が大きく影響したとみられている。約1年半前と比較すると旅行費用は3割以上安くなるという。

  韓国メディアは、中国が尖閣諸島をめぐる問題の影響で入国者が前年より減少したことと比較し、「政治的な問題に対して韓国人はもっとも影響を受けないとの分析もある」と伝えた。(編集担当:新川悠)