12月24日に中国全域で公開が始まった、成龍(ジャッキー・チェン)の最新映画『警察故事2013』。順調に興行成績を伸ばしている中、ファンサービスとばかりに26日は深センで宣伝イベントを開催。ジャッキー含む出演者と丁晟(ディン・シェン)監督が、舞台あいさつに登壇した。

  「みなさんの期待は裏切りません!」と勢いよく語ったジャッキーは、「成績が好調と聞いても僕は平常心のまま。次の作品のことをすでに考え始めていて、宣伝活動への参加は無理矢理させられているだけです。僕は映画を作ることは好きだけど、宣伝は嫌い」と本音を明かした。良い映画は過剰に宣伝しなくてもヒットするが、ダメな映画はいくら宣伝しても無駄というのがジャッキーの考えらしい。「舞台挨拶などの活動はいつからの習慣なのか知りませんが、宣伝と言うよりファンのみなさんに会える機会だと思っています。各地のファンと交流できることが、僕にとっての大きな喜びです」と述べ拍手に包まれた。

  続けて「前作の『ライジング・ドラゴン(原題:十二生肖)』を作っている頃は、今後アクション大作には出演しないと話しましたが、近い将来約束を破ります」と笑顔を見せ、「新しいアクション大作の制作を決めました。内容が良く、僕にしかできない技に挑戦します。ワンシーンの撮影のために3カ月は費やすでしょう」と、早くも次作について語り出したジャッキー。「実際に『ライジング・ドラゴン』のソファーで撮ったシーンは、OKテイクが出るまで3カ月かかりました」と報告し、「制作費を考えると3カ月かけて同じシーンを撮ることなんてありえませんが、僕と洪金宝(サモ・ハンキンポー)先輩は別。いい作品を作るためなら、とことんお金を使って納得するシーンに仕上げます」と宣言した。

  またこの日は、息子・房祖名(ジェイシー・チャン)のことを珍しく褒めたというジャッキー。「映画業界で良く成長したと思います。子どものころにカンフーを学ぶよう薦めたがバスケットボールしかやらず、父親のようにはなりたくないからミュージシャンの道を歩むと言われ賛成しました。共演はしたくないと思ってきましたが、そんな自分を反省します」と切々と語った。「息子が主役の映画も考えてみたい。親の七光りと言われないようがんばっている息子は、僕の血を引いているので演技力はあるんです。来年アルバムを作る予定があり、全曲息子が作ります」とジャッキーはアピール。2014年はジャッキーとジェイシー親子共演の機会が多くなりそうだ。(編集担当:饒波貴子・黄珮君)(写真は「CNSPHOTO」提供、ジャッキー・チェンと息子のジェイシー・チャン、今後共演の機会が増えそうだ。2008年4月撮影)